ここ数年、東京都、神奈川県、大阪府などの都市部を中心に日本国内の複数地域よりA型肝炎の発生が報告されました。東京都内では2018年には約400人を超える感染者が報告されました。

過去の主な感染ルートは、A型肝炎ウイルスに汚染された水や食品が原因でした。例えば、加熱しない魚介類(カキ)や、井戸水、飲食店などにおける集団感染でした。
しかし、今回の流行は、性行為(主に男性間の)による感染が多いのが大きな特徴です。